自動車保険の不払いの背景2

しかし、こういうビジネスをするのは、自動車保険会社だけだろうか?
築地で、魚を見抜く目のない奴が、悪い魚を高い値段で買わされたとして、売り手が責められるだろうか?いや、買った奴がバカだと言われるだけだ。
骨董屋が、価値のないものを誰かにつかませたとする。骨董屋が責められるだろうか?買ったほうに目がない、勉強が足りないと、嘲られるだけだ。
自動車保険は、損害保険会社に、真っ当な商売をさせるためには、自分達が知識をつけ武装することが一番大事である。一般人を騙すことは、とてもできない。真っ当にやったほうが最後は利益になる・・と自動車保険の会社に思わせるしかない。
金融庁や法律は、保険に社会性、公共性があり、知識経験の差から、他の民法の契約と同じように対等の契約締結をしようとしても不可能なわけで、それゆえいろいろがんばっているけどれども、法律や規制をくぐりぬけようとするのは、何も自動車保険の不払いだけのことではなく、どこでも見られることだ。後手にまわっていくのは否めない。

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